仕事が楽しくない、モチベーションが上がらないと悩む君へ

FROM:山田
自宅オフィスより、、

僕は常々「楽しい仕事がしたい」と言っています。
過去にも今回と似た記事を書いたことがあるのですが、
僕自身も仕事を楽しみ続けていたいですし、うちの会社に来てくれる人には全員楽しんでもらいたいという想いが強いからです。

この考え方は起業以前から持っていたもので、仕事を楽しむとは?ということを掘り下げて考えたことを書いてみます。

僕が仕事を楽しむことを意識したきっかけ

それは僕自身、社会に出て働くようになってからずっと仕事は楽しいものだと思っていたからです。

18歳の頃に営業の世界に入りました。
世間知らずな18歳のペーペーが営業という未知の世界に突然足を踏み入れたのですが、
就職して最初の頃は本当にダメなやつでした(笑)

僕が初めて勤めた営業会社は通信回線の販売代理店で、当時マイラインという固定電話の電話回線を自由に選択し、電話料金が安い電話会社へ料金を支払うことができる制度がありました(今もマイラインあるけど、固定電話使っている人がそもそも少ないし、IP電話が普及しているのでほとんどマイラインって概念ないよね)

で、そこで与えられた僕の仕事は毎日一般家庭を飛び込みで訪問して、「電話料金が安くなりますので、お話聞いてもらえませんか?」と言って歩く仕事。
1日に100〜200件くらい訪問して、話を聞いてもらったお客さんには玄関先で即印鑑をもらって契約をとってくるというものでした。

フルコミッションの完全歩合制で、契約がとれる人は稼げるし、契約がとれない人は全く稼げない、1日に1件も契約がとれなければその日の給料は0円という世界です。
そんな世界に突然飛び込んだものの、それまで人とコミュニケーションをとること自体が苦手だった僕は、まっったく契約をとることができず、生活に困っていました(笑)

普通は成績が上がらない人は、稼げないために生活ができなくなり辞めていくのですが、僕はなんとなくそこで一緒に働いている人たちの人間性が好きで、別に何も考えていなかったこともあり、成績が上がらないにも関わらずその会社にい続けたのです。

ある人との出会いから仕事との向き合い方が変わった

詳しく書くと長くなりそうなのでここでは省略しますが、ある人との出会いをきっかけに、仕事に対する姿勢が180度変わりました。
どう変わったかというと、当たり前のことを当たり前にやっただけなんです。
つまりそれまでの僕はさぼりまくっていたわけです(笑)
営業中に公園のベンチで寝たり、パチンコしたりしてました。ヤル気はゼロ。

しかしそのきっかけで意識が変わると、みるみる成績に反映されます。
僕にとって初めて自分の成長を感じた瞬間でした。
何かを感じ、意識が変わり、行動に移すことで結果が変わる。もちろん人からの評価なども変わってきます。
当時は自分自身に酔ったり調子に乗ったこともありましたが、それはここでは置いておきます(笑)
とにかく、自分が成長する瞬間=仕事を楽しいと思うことができました。

「モチベーションが上がらない」は頭の中で考えすぎ

飛び込み営業って実はけっこう孤独な仕事なんですよ。
1日ずっと1人で自分をコントロールしながら数字を上げなければならない。
そんな営業マンの業績を大きくするのがモチベーション=動機です。

「モチベーションが上がらない」という言葉をよく聞いたり、自分自身が発したりしているかもしれませんが、
モチベーションが上がらないときは基本的に頭の中でいろいろ考えすぎてるときです。

まずは行動することです。

難しいこと考えるのはそのあと。

モチベーションが上がらない、とはそれを今やる動機が見つからないってことです。

目標とかをたてるのは僕は個人的にあまり好きではないのですが、
でも経営者になって思うのは、やはり目標をたてて行動することはとても大事なことです。

なぜなら、人はゴールがないと頑張れないから。

先が見えない道を歩き続けるほど人を強くないから、ゴールを決めるんです。

だから目標が高いとか低いとかは全然関係ない。

自分の動機を見つけ、そこにわかりやすい目標をつくって、あとは何も考えずに走るだけ。

そして動機付けができたらそれを人に話すことをおすすめします。

「俺はこうなりたいんだ!」
「こういうことをやりたいんだ!」
「だから今こういう仕事にチャレンジしているんだ!」

口に出して人に話すことによって、自分の頭の中に留めているときよりももっと自分がやりたいことが明確になったりします。

僕がよく読んでいるザ・レスポンスのブログに参考になる記事があるのでリンク貼っておきます。

モチベーションを上げるには、、、|社長の仕事術|ブログ|The_Response ザ・レスポンス

人と競争して勝ち負けの優越感は本当の楽しさではない

モチベーションの話をしていると、よく他人との競争、つまり勝ち負けの世界で自分のモチベーションをキープする話があります。

ですが、僕個人的には人との競争をモチベーションの第一に考えていては、長いスパンでモチベーションを維持することはできないと思います。

人との競争はいつか必ず疲弊してしまいます。(過去に経験あり)

自分がライバル視する人に勝ったときは気分がいいかもしれませんが、
一度勝つと勝ち続けなければ自分の満足度は維持できないですし、
何より人は自分のため頑張れる力はそれほど大したものじゃないと思っています。
戦うなら自分自身と。自分自身と向き合って戦うことをオススメします。

競争より”共創”って言葉あるけど、けっこう好きです。

「楽しい」と「仕事」はイコールではない常識

ここからは少し経営者的な話になるかもしれませんが、
独立して2〜3回ほど、人前でお話させていただく機会をいただきました。

そういった場でも「仕事を楽しむ人を増やしたい」「仕事と遊びを同義のものにする」と言うのですが、「楽しい」という言葉は誤解を生むということを感じました。
「楽」や「遊」という言葉からどんな言葉を連想しますか?

どうやら今の常識では「楽」や「遊」という言葉は怠け、堕落と捉えれらるみたいです。
僕が言いたいことは決してそういうことではないんですけどね、、、
いやそりゃ楽しいと言ったって、仕事は大半辛いものであり、思うようにはいかないものであることは承知です。
しかしそういう辛さや苦しさを乗り越えるからこそ、成長を感じた瞬間、貢献できた瞬間に楽しいと感られるはずですし、壁を乗り越えることはゲームの感覚にも似ています。

こういう感覚を持って仕事をすることができれば、まず社員のモチベーションが違います。
ただなんとなく9時から17時まで流れ作業の如く働くのとはわけが違います。
自分で決めたことを、自分が最も能力を引き出せるように仕事に取り組めばいいんです。

会社としてはどう個人をバックアップするべきなのか

では会社としては仕事を楽しもうとしている人に対してなにができるのでしょうか?
それは環境と責任だと思っています。
まずしっかりと評価してあげられる仕組み。成果を評価をするのではなく、姿勢や考え方を評価するようにしたいです。
それから次に挙げた責任。
これは人が一歩を踏み出せなかったり、弱気になったりするのは、いつも何かにチャレンジする際にリスクを先行して考えてしまう生き物だからだと思います。

だったら責任は会社が持ったっていいんじゃないか、と。
それくらいの覚悟を持って、組織は社員を受け入れるべきですし、
社員はその分、必死になって個人の成長と会社の貢献に全力に集中してくれればそれでいいんだと思います。

僕自身も経営者であると同時に、会社に雇われている社員のひとり。
これから増えるであろう仲間のためにも、そういう会社の社風をつくりあげ、自分自身が仕事を楽しみながら毎日を過ごしていく姿勢をしっかり示そうと思っています。

まとめ

ここまでダラダラと書きましたが、最後に仕事を楽しむために重要なポイントじゃないかなと思うことをまとめると、こんな感じです。

  • 自分に影響を与えてくれる多くの人と出会う
  • 仕事をするモチベーション(=動機)を明確にする
  • 明確になった動機を人に話したり、言葉にする
  • 自分がやりたいことに集中する(やりたいこととやるべきことを近づける)
  • 成長すること、学ぶことが楽しいことだと知る!

さぁ、2016年も楽しもう。

投稿者プロフィール

山田 浩太
山田 浩太つくる合同会社 代表社員
2015年5月につくる合同会社を創業しました。
WEBマーケティングとかダイレクトマーケティングには常にアンテナ張ってるマーケティングオタクです。

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