仕事に於ける「価値」について考えてみた

こんばんは。

かなり久しぶりのブログ更新です。

さて、このブログはブログタイトルにもあるように、実践的Webマーケティングを中心にどちらかというと初心者〜中級者向けな技術ハウツーブログ(のつもり)です。

私が日々の業務の中で学んだこと、経験したことをアウトプットする意味合いも含めてつらつらと書いております。

今日の記事は少し趣旨を変えまして、30歳を目前に控えた私なりにビジネスに対する考え方や見方が出てきましたので、そのことについて書こうと思います。

はっきり言ってかーなり自己満な内容だと思います。

誰かの役にたつためにわざわざインターネットの大波にこんな記事を残そうとなんてこれっぽちも思っていません。

でもいいじゃないですか。

インターネットってもともと自由なものなんだし。

仕事に於ける「価値」とは?

最近「価値」という言葉を改めて考え直させられています。

価値(かち、value)とは、或るものを他のものよりも上位に位置づける理由となる性質、人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質[1]、あるいは真・善・美・愛あるいは仁など人間社会の存続にとってプラスの普遍性をもつと考えられる概念の総称。

Wikipediaで「価値」を調べると上記のように説明が述べられています。

なんだかわかりやすいようでわかりにくくないですか?「普遍性をもつと考えられる概念」なんて言葉が使われているので余計に難しく考えてしまします。

世の中では「付加価値」「存在価値」「希少価値」「世の中に価値を!」なんて言葉をよく耳にします。

どんなビジネスに於いても言えることですが、
例えば私のビジネスの場合、顧客へ提供するものは大きく分けて下記の2つだと考えています。

  • 「Webマーケティングによって顧客の利益貢献」というサービス
  • または単純に納品物としての「Webサイト」という商品

これらを顧客に提供することによりその対価として金銭をいただき、御飯を食べさせていただいているわけです。

しかし単純にこれら私が取り扱う商品(サービス)を文字に書き起こしたものを見ても感じるとおり、ここに「価値」は一切ありません。

Wikipediaが言っているような「他のものよりも上位に位置づける理由となる性質」は、残念ながら今の私は持ちあわせておりません。

これは日々仕事から学び、感じることであり、私自身受け入れて成長へと繋げていかなければいけない事実であります。(決して悲観的な意味ではありません)

それでは私が顧客へ提供できる「価値」とはなにか?

「価値」とは特別な技術やオンリーワンなサービスのことだけを指す言葉なのか?

多分答えは「NO!!」だと思います。

 

私が提供できる「価値」は

"顧客が望むことを汲み取り、当たり前のことを当たり前に、そしてできればスピードを持って早く対応する"

これだけで立派な「価値」として提供できるのではないでしょうか。

 

でもね、これが案外言葉で言うほど簡単じゃないんです。
それは私のビジネススキルがただ低いだけかもしれません。

 

私はもともと営業出身で、顧客対応や対応力はそこそこ持っているつもりでいましたが、
全く通用しないと感じることが最近増えてきています。

 

これまでの自分の経験や感覚では顧客を満たすことができない、自分自身のスキルを上回る世界に突入しているんだと肌で感じています。

 

私は昨年2012年1月、4年間に及ぶ個人事業を経て、尊敬する先輩である人と2人で今の会社を創業するに至り、とても幸せな環境で仕事ができていると思っています。
当然1日をほとんどの時間を仕事に費やすことも決して苦ではありませんし、仕事自体楽しいでいます。

 

自分自身のキャパを超えた世界で仕事をすると、いつの間にか仕事量と時間に追われて日々を過ごすことになります。
雇われているわけではない、自分で仕事量をコントロールできるはずの立場でありながら、目の前の仕事に追われるんです。これがもしサラリーマンであったらと考えるとぞっとします。

 

結果として、周りが見えなくなっているとき、顧客対応がどこかで疎かになってしまいます。
そして顧客は当然敏感に感じ取るわけです。「あっ、こいつ手を抜いているな」と。

 

「神様は乗り越えられない試練は与えない」って言葉がありますが、
多分今試練のときだなと感じています。

私は性格的にも完璧主義者ではありませんので、世の中に失敗は付き物だと思っています。
ただ失敗は多いよりは少ない方がいいとも思っています。
またこれがビジネスの現場になると、あまりに失敗ばかりを繰り返すのは"その手のプロ"とは到底言えないお粗末な仕事の担い手となるわけです。

 

インターネットに関わる仕事をしていると全てに於いてスピードの速さに圧倒されるときがあります。
しかし顧客もインターネットに求めるものはある種"スピード"なんです。
それを叶うポテンシャルを持っておるのもインターネットをビジネスに取り入れるの魅力のひとつです。

 

今このブログを書きながら自分自身に改めて言い聞かせています。

まずは当たり前のことを当たり前にやろう、そしてできるだけ早く、顧客満足度を高めるために。

それを続けることによって、初めて自分だけの「価値」が産まれるのではないでしょうか。

投稿者プロフィール

山田 浩太
山田 浩太つくる合同会社 代表社員
2015年5月につくる合同会社を創業しました。
WEBマーケティングとかダイレクトマーケティングには常にアンテナ張ってるマーケティングオタクです。

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