700円の自己投資よりも今日の昼飯 それが人の購買心理行動

700円の自己投資よりも今日の昼飯 それが人の購買心理行動

今日遅めのランチに近所のラーメン屋に入りました。
15時を回っていたこともあり、店に客は入っておらず、スタッフが1人だけ居て店を開けている様子。

普段はあまり昼食に時間をかけのは好きではない方なので、コンビニで買ったパンとコーヒーとかで簡単に済ませるタイプなのですが、「今日はなんとなくラーメンが食べたいな」という気になりラーメン屋に入ったというのが経緯です。

ラーメン1杯
600円
替え玉
100円
合計
700円

僕は700円をそのラーメン屋に支払って、空腹を満たし、店を出たのです。

ここまではよくある普通のビジネスマンの昼時。

しかしこのラーメン屋に入るほんの1時間前、僕にはある体験がありました。

仕事でセールスレターを書いていた僕は、ネットで参考になる資料を探していたところ、あるページがヒットしました。

有るページとは、セールスレターのテンプレートの電子書籍版の紹介をしているランディングページだったのですが、著者はダイレクト出版の寺本隆裕氏。
著書やブログやメルマガなどで勉強させて頂いている方です。

そのページというのがずばりこちら。

セールスレターのスワイプファイルが価格700円!

そう700円なのです。
驚くほど激安です。
しかも鉄板の90日返品保証がついており、まさにセールスレターを書いていて煮詰まっている僕には「買わない理由が見つからない」必殺コンテンツだったのです。

ここまでの状況を整理すると、

  • 僕はセールスレターを書きたい
  • でもなかなか筆が進まなく煮詰まっていた
  • インターネットで何かヒントや情報拾えないかなーと探していた
  • ヒットしたのはまさに自分にドンピシャなセールスレターテンプレート電子書籍の販売ページ
  • 電子書籍なのでクレジットカード決済後即使える
  • もちろんランディングページにはこれでもかというほど、欲求を掻き立てられるセールスコピー
  • しかも著者は自分が以前から参考にさせてもらっている寺本隆裕氏
  • 価格は激安の700円
  • 当たり前の90日の返品保証

もう一度言います。
どう探しても「買わない理由が見つからない」状況に、僕のパソコンの画面は決済画面の前まで進んでいました。

しかし、ここで僕は思い立ってしまったのです。

何故かというと僕にはこういう前提があったのです。

  • 今月はライティング&マーケティング関連の書籍を買いあさって読んでいる
  • その中でまだ読んでいない本もたくさんある
  • 先日、部屋の整理をしていて、本の置き場に困っていた(電子書籍は関係ないけど)
  • 先日、2冊の本を購入したが帰りにお酒を飲んで酔っ払った挙句、どこかに本を忘れてきた経験があった(自業自得な苦い経験をしていた)
  • 来月からライティングのスクールに通うことを決めた直後であった
  • つまり自己学習投資のお金を通常月以上に使っていた
  • しかも今日は給料日前でまあまあな金欠

ここで一度躊躇してしまった僕は、
24時間いつでも好きなときに好きな場所で買い物ができるという特性を利用して踏みとどまってしまったのです。
ラーメンで一時的に空腹を満たす700円と
ビジネススキル向上への投資の700円。

同じ700円ですが、さっきまでネット決済画面でクレジットカード番号を入力することに躊躇していた僕が
その1時間後にはラーメン屋の券売機にコインをチャリンチャリンと投入していたのです。
よっぽどお腹が空いていたのか、よっぽどラーメンが食べたかったのでしょう。

どちらの700円が価値あるお金の使い方かという議論はここでは置いておいて、
僕自身がこのことからとても興味深く考察したのは
人間の購買心理行動はその人個人だけが体験したことから成り立っているものであるということ。

僕は冷静に自己分析してみても、食に対するマインドは非常に低い方だと思います。

一方でビジネススキルを磨く為に学ぶことには、貪欲な側面も持っているつもりでした。

そんな僕が結果的には同じ将来的な自己投資をためらい、目先の食欲を満たすことにお金を払ったという事実が自分としては割とショックでした(極端な言い方ですが)

食欲を開放してラーメンを食べることも、

ビジネス関連書籍を購入して自分の知見を広げることも、
自分の欲望や願望を満たすためにお金を払ったわけだからある意味「自己投資」といえると思うのですが、
マーケターとして、消費者に購買行動を起こしてもらうことが仕事である以上、
これらのことをどれだけ理解できるかがビジネススキル向上の大きな鍵へ繋がるような気がしています。

 

我々人間が「モノ」や「コト」にお金を払うときは金銭の大小に限らず、

  • それを得ることで自分の目的を満たすことができるか
  • その金額以上(または見合った)の体験を得ることができるか
  • リスクはないか(過去の失敗経験にもとづく)
  • そもそも今財布にいくら入ってるんだっけ
  • あ、来月友達の結婚式だった

など、ありとあらゆることを総合的に考えて決断をしているということです。

「そんなのお金持ちには関係ないよ」という意見もありそうですが、
そんなことは決してないと思います。

僕の知る限り、お金持ちの方こそお金を払う時の判断はシビアです。ただ決断が早かったり、一貫性のあるお金の使い方をしているので気前よくお金を払っているように感じるだけなのではないかと感じます。

 

だって誰だって何よりもリスクが怖いのだから。

 

追伸:
結論から言うと、僕はラーメンを食べたあと、例の寺本隆裕氏の電子書籍を購入しました。
購入した商品そのものよりも購入に至った体験の方が僕にとっては大きな価値となり、いいセールスレターを書くことができそうです。

セールスレターのスワイプファイルが価格700円!

ぶたや – 博多/ラーメン [食べログ]

投稿者プロフィール

山田 浩太つくる合同会社 代表社員
2015年5月につくる合同会社を創業しました。
WEBマーケティングとかダイレクトマーケティングには常にアンテナ張ってるマーケティングオタクです。

SNSでもご購読できます。

人気記事ランキング

コメントを残す

*